ポスター印刷のコラム記事

ポスターを長期保存する方法

趣味で集めた大切なポスターを数十年単位でキレイに保管したい・・そんな時はどのようにしたら良いのでしょか。丸めて保管したらいいのか額に入れればよいのか迷ってしまいます。そこでポスターを長期保存する方法をご紹介しましょう。

ポスターを長期間にわたって保管するときには、丸めた状態よりも伸ばして保管したほうが良いでしょう。なるべく暗い場所で、可能であればスターパネルに入れておきます。保存専用のポスターケースを使っても良いでしょう。表を裏向きにして保管します。また複数枚をひとつのパネルに一緒に入れて保存することも良い方法です。その場合、間にサラシを挟むとより効果的です。サラシは布製でも紙製でもかまいません。

また、ポスターを長期保存するために一番気をつけることは湿気です。換気のよい場所に保管し、時折り出して空気に触れさせましょう。そしてサラシの交換をすると良いようです。上手に保管すれば20年たっても色あせずに、綺麗に保つことができます。

ポスターは紙管などに入れて巻いておくと汚れないので、普通はくるくると丸めて納めておくと、持ち運びにも便利です。しかし、そのように保管しておくと、広げようとしてもなかなか丸まりが取れないので困ることがあります。
ポスターは逆方向に丸めてある程度は平らになりますが、ポスターによってはしわができてしまって見苦しくなります。大抵は必要な時に早くから出しておいて押しをかけておきます。人によってはパネル貼りにもしますが、額のような感じになるので収納に場所をとります。
それを見る人に影響を与え、行動を起こさせることができるかどうか、というのがポスターのポイントです。食べ物ならいかにそれがおいしいものか、健康に良いものか、など商品の良さをアピールできなければならないということです。化粧品であれば、この化粧品を使えばそのモデルさんと同じになるかどうかは別として、あのように美しくなれる、なりたいと思わせるものであることが理想です。競争社会にあってより鮮明に、インパクトの強さや分かりやすさを前に出すポスターが多いようです。
そのような大切な役割のあるポスターですので、紙管で保管するなり他の方法で保管するなり、見栄えの良い保管方法が必要となるでしょう。