ポスター印刷のコラム記事

ポスターの用紙サイズーA判,B判の規格について

用紙のサイズとして最も多く使われるのがA4サイズ(210×297mm)ではないでしょうか?みなさんも文書のコピーや印刷で日々お世話になっている用紙サイズかと思います。その他にも,B5サイズ(182×257mm)やB4サイズを(257×364mm)用いられることもあるでしょう。

一方,ポスターのサイズとなると,最も小さくてもA3サイズ(297×420mm),最大規格としてはB0サイズ(1030×1456mm)というものもあります。

では,みなさんはそれらのサイズがどのように定められているかご存知でしょうか?まず,サイズの頭に付いている「A」や「B」とは何でしょうか?実は「A」が付くサイズはドイツの物理学者オズワルドが提案して定められた世界共通の規格であり,「B」が付くサイズは日本特有の規格となっています。

A判規格のサイズはA0(841×1189mm)を基準としていますが,A0サイズの面積が1平方メートルとなるように定められているのです。そのA0サイズを半分にしたサイズがA1サイズ,そのまた半分がA2サイズ,などとなるようになっています。

一方,B判規格のサイズはB0(1030×1456mm)を基準としていますが,B0サイズの面積が1.5平方メートルとなるように定められています。そのB0サイズを半分にしたサイズがB1サイズ,そのまた半分がB2サイズ,などとなるわけです。

ポスターを制作するにはほとんどの場合,まずサイズを定めてカンバスを作り,そこにデザインしていくことになりますが,時には原寸サイズで作成できない場合もあります。例えば,パソコンの性能の関係で大きなサイズが作れない時などはその半分のサイズ,あるいはさらに小さいサイズで作成し,ポスターの印刷会社で希望のサイズに拡大印刷してもらうことが可能です。※印刷会社によっては,原寸サイズのデータのみの対応で,拡大印刷をしてくれないところもあります。

ちなみに,どのサイズに関しても短辺と長辺の長さの比は「1:√2」となっています。A判,B判両規格において,各サイズの短辺と長辺の長さの比がすべて「1:√2」となっていることを考えると,例えばA2サイズからB1サイズへ拡大してもひずみなどは生じないことが分かると思います。

以上のようなことを理解しながら各ポスターサイズのデータを作成したり,印刷会社に依頼すると,安心できるのではないでしょうか?