スキャン機能の進化により再現性が増したコピー機による社内印刷

社内印刷の現状についてご紹介させて頂きます。

社内印刷は印刷という名前を付けていますが、実態はコピーです。普段事務所で使用しているコピー機の五倍はあるコピー機を使用し、印刷屋の仕上がりと遜色ない仕上がりを作りだす事が出来るようになりました。

印刷とコピーではそもそも考え方が違います。印刷は原稿をもとに印刷用の版を作って印刷をしていきます。一方コピーは機械の中で原稿をスキャンし、紙の上に写して(コピーして)いきます。

以前のコピー機は写しとる性能があまり良くありませんでしたので、原稿に比べ字がぼやけてしまったり、カラーの場合色が違ってしまったりして、正式な文書としては役に立つレベルではありませんでした。

現在のコピー機は、原稿をソフトデータで受信し、原稿と同様の内容を再現していきます。ハードの原稿は紙に印刷された文字をスキャンしていきますので、仕上がりにむらが出来ますが、ソフトデータを読み取る場合ほぼ印刷屋に頼むのと同様の仕上がりを表現できるようになっています。

最新のコピー機は、ソフトデータだけではなく、ハード原稿のスキャン機能も相当進化してきています。ハード原稿の仕上がりがソフト原稿とあまり変わらなくなってきているのが現状です。

新製品を開発したり、新規顧客を開拓したりする時にチラシやパンフレットを発注することがありますが、通常、チラシやパンフレットなどの印刷物を制作する場合は、印刷のための「版」を作り、それを印刷機にセットして大量の部数を印刷しています。
しかし、この方法だとコストの関係から最低でも1,000部くらいが必要であり、50部や100部といった少部数での印刷は発注することができませんでした。従って、何千部も何万部も必要とする大企業ならともかく、小規模な企業は社内でコピーして作るか、無駄と分かっても大量の数を発注するしかありませんでした。
そのような不都合が解消できるようになったのが、「オンデマンド印刷」です。オンデマンド印刷では、従来の印刷に必須となる「版」が要らず、デザインデータから直接印刷することができるため、50部や100部といった少部数の印刷も可能になっています。しかも、製版という工程が無くなるため、制作日数も短縮されます。
発注者にとっても、従来大量発注を余儀なくされていたため、使い切るのに何年も掛かったり、余った分を社内で破棄したりしていましたが、オンデマンド印刷の出現によって、必要な部数を必要な時に印刷することができるようになり、無駄なコストを支払う必要が無くなりました。当然、コピーよりも大幅に単価は安くなっています。
また、少ロットでの制作が可能なため、数種類のパンフレットを作り、反応を調査してから大量印刷にかけるというテストマーケティングもできるため、社内商品の販促の効率化にもつながります。

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