ポスター印刷のコラム記事

プレゼンテーションにおいては印刷用紙の紙質にも注意を払うべき

みなさんはプレゼンテーション資料を印刷する際にどのような用紙を用いているでしょうか?

日常的に個人的な資料として利用するものは、再生紙を使っても問題ありません。個人的な資料の場合はチェックを入れたり、書き込みをしたりするので、メモ用紙の紙厚の感覚でいいのです。しかし、在庫管理が手間になるかもしれませんが、プリンターで使用する用紙は幾種類か用意するのが理想的です。

例えば、社内でもプレゼンテーションに利用する場合、紙厚もさることながら、ピュアパルプの用紙がよいかもしれません。シャープペンシル、ボールペン、サインペン、色鉛筆など、各自がそれぞれ好きな筆記具で書き込みをしたりするので、筆圧によってプレゼン用紙に穴が開いたりすると進行を妨げるからです。

また、社外でのプレゼンにおいては、見栄えをよくするためにカラー用紙を用いる方法もあります。この場合は紙厚のピュアパルプで、カラーインク、とりわけインクジェットプリンターの色が鮮明に映える用紙を選択するのが賢明です。対外的なプレゼンはビジネスでの勝負事ですから、きちんとした用紙を使用したいものです。

一見、紙の質などは分からないように思うかもしれませんが、微妙な違いは手触りでわかります。やはり、紙厚、ピュアパルプであれば、紙がしっかりとしているので、弱々しく折れ曲がりません。印字された文字もインクの乗りがよく、読みやすいです。これが、再生紙の紙厚が軽いものになると印字の文字がかすれ、よみづらいものになります。せっかくのプレゼン資料も、これでは台無しになってしまいます。

在庫の管理が複雑化もしれませんが、コスト、見栄えを考えると、用紙は複数準備しておいた方が後々有利になります。分からないように見えて、意外にもプレゼンテーション資料を受け取る方はきちんとそこまで見ているものです。